寫眞帳


臨港鉄道

臨港鉄道

2003-5-1




 陽気に誘われて、ひさしぶりの散歩。やはり少しずつだが確実に暖かくなってきた。

 海岸沿いに石炭の貨車が走る臨港鉄道は、ぼくの高校時代からの散歩コースである。

 ふだんはほとんど人影のない線路を、めずらしく高校生が歩く姿に、なんとなくなつかしさを感じた。英単語帳でも読んでいるのだろうか、ずっと手元をみている。

 いまどき感心な男だと思って、しばらく後について観察していたら、ちらと携帯電話らしきものがみえた。なあんだ、メールチェックをしていたのか。


(2003年4月29日釧路市知人付近にて。New FM2 + Ai Micro 55 mm F2.8S 使用)

雑 録 くずかご 野爺画報 TOP PAGE