寫眞帳

エゾエンゴサク

 2003-5-18


エゾノウワミズザクラのその後を確かめに、17日にふたたび春採湖畔を訪れたが、枝の緑は鮮やかさを増したものの、花はいっこうに咲きそうにない。そこで、ほかの花々に目を向けた。

　あちこちに咲いているのがエゾエンゴサク（ケシ科）。この花には水色から紫まで豊富なバリエーションがある。しかし何十年もの間、ぼくはそんなことも知らなかった。第一花の名前を覚えたのは去年のことなのである。

　まあ花の名前なんぞ知らなくても、金の勘定さえできれば生きていけるわけだが、長い間ひどく損をしてきたような気がすることも確かだ。
2003年5月17日春採湖畔にて。New FM2 + Tamron AF 90 mm F2.8 Macro使用
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