春採湖を歩く (1)		2003-6-13
		春採湖は東西に細長くひろがる湖である。むろん摩周湖ほど有名ではない。しかしただ眺めるだけの摩周湖とは異なり、春採湖には歩く楽しみがある。 　なにか目玉はあるのか？　とおたずねのあなたは、きっとおしきせの観光に毒されているに違いない。 　こちらは南岸。臨港鉄道の線路と平行して散歩道が続く。運がよければ、いまや国内でただひとつ、石炭を運ぶ貨車を見ることができるだろう。おっと、国内でただひとつ……これが観光の目玉でなくてなんだろうか(笑)。 　ごらんのとおり、なつかしい道である。博物館の建物をレタッチ・ソフトで消し去れば、昭和40〜50年代の風景といっても通用するのではないか。
2003年6月8日釧路市春採湖畔にて。New FM2 + Ai Micro 55 mm F2.8S使用

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