寫眞帳




ファンネルを塗る
2003-9-27



仕事柄いくぶん高所恐怖症を克服したとはいえ、ぼくは高いところが苦手である。こんな恐ろしい仕事はとてもできそうにないから、あきれて眺めるしかない。

 ファンネル(funnel)とは船の煙突。ファンネルに描かれた模様(ファンネルマーク)は会社ごとに異なり、業界の人や船舶オタク(?)には、あれはどこの船と、一目でわかるしかけになっている。

 新造船なら造船所で塗るのだろうが、こうして船員が塗っている姿をみると、一種の感動を覚えるものだ。

 ロープで吊られた、板きれ製の簡便腰掛けはボースンズ・チェア(boatswain's chair)という。これをみたらハラハラすることうけあいである。  

2003年9月24日釧路市西港にて。Canon IXY DIGITAL 320

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