寫眞帳





街の本屋への道
2004-2-7

 このところほとんど新しい写真を撮っていないので、苦しまぎれに(笑)釧路市内の写真を一枚、全国の釧路ファン、また釧路出身のみなさまにお目にかけたい。

 撮影者の名誉のため断っておくが、平日の日中に仕事をさぼったわけではない。ある会合に出席した帰り道に撮ったのである。

 老舗あまた店じまいし、衰退の一途をたどりつつある、かつてのメインストリート北大通りを、幣舞橋の北詰からみたもの。

 われながらしょうもない写真だと思うが、古くからの釧路の住人なら、きっと本の山下書店という看板に目をとめることだろう。老舗中の老舗である。かつては「街の本屋にいく」といえば、このお店にいくことをさしたものだ。

 もはや「街」という言葉はほとんど死語と化し、市内のあちこちに大規模な書店が出現して、世の中は一変したのだが、山下書店は健在である。

2004年1月9日 釧路市北大通り。Olympus μZOOM105使用

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