アズマイチゲ		2004-5-2
		暖かくなると取り出すのが、90mm マクロレンズである。視力が弱いくせに、ずぼらにもマニュアル・カメラを手持ちで使うため、ろくな写真が撮れない。 　デジカメでパチパチ撮って、ピントの合ったのを選ぶほうがずっと楽だけれど、まあこれはこれでおもしろいものだ。失敗を楽しむのは達人の心境(?)。 　それに失敗したって、いま流行の自己責任というやつ。国庫に一円の負担もかけぬから、官房長官からえらそうに説教されることもない。 　さてこの花は、たぶんアズマイチゲ（キンポウゲ科）。どうして断定しないかというと、ごらんのとおり葉が開いていないからだ。葉のつきかたはアズマイチゲなのだが、かたちがわからないのである。 　わからないといえば、花にとまっている虫の名前もわからない。はっきりわかるのは、自分がなにも知らないということだけ。
2004年5月1日　釧路市弥生。Nikon New FM2 + Tamron SP AF 90mm Macro 使用

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