寫眞帳


真夏の夜のジャズ

真夏の夜のジャズ

 

 2002-8-4

 お祭りの人混みはあまり好きじゃないが、釧路港祭りの花火の音に誘われて、カメラ片手に街に出た。

 このところさびれ放題の北大通界隈だが、こんなに人が出ているじゃないか。露店のあたりは親子連れや若者たちでごった返して、身動きもままならず、竹下通りといい勝負であった。

 結局イベントさえあれば人は集まるということなのだろうが、毎日お祭りをするわけにもいかず、商店街の活性化といっても簡単ではない。

 ぶらぶらしているとジャズの音が聞こえてきた。アマチュアの音楽家たちだろうか、街角でジャズを演奏している回りに人だかりがしている。

 長袖のコートを着込んで演奏する、肌寒い真夏の夜のジャズ。いい感じだね。この場所だからこその雰囲気であって、郊外の大型店の駐車場ではこうはいかないだろうと思う。

 お祭りの夜でなくとも、こういう催しはできないものだろうか。

 


(2002年8月3日釧路市北大通にて。New FM2 + Ai 50 mm F1.2S 使用)


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