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釧路湿原西部散歩ガイド　(2006-10-22)
	広大な釧路湿原を歩くコースはいくつかあるが、ここではぼくがよく訪れる湿原西部についてご紹介したい。 　もっとも有名なのは釧路市湿原展望台で、釧路市出身の建築家故毛綱毅曠氏が設計したユニークな展望台が立ち、遊歩道が整備されている。 　この展望台から少し北上すると、環境省の温根内ビジターセンターと木道がある。 　　（※地図はクリックすると拡大されます）
	写真は釧路市湿原展望台の遊歩道コース案内板。 　時計回りに進むとすれば、いざない広場→はばたき広場→サテライト展望台→丹頂広場→つり橋→こもれび広場→ふれあい広場というのが標準コースだろう。 　もし時間があれば、サテライト展望台は割愛しても、あおさぎ広場からふもとの探勝歩道に降り、北斗遺跡を過ぎてつり橋というコースもおすすめである。 　いずれにしても、こちらの遊歩道は起伏があり、つり橋からふれあい広場へ至る道は急な登りになっているので多少の覚悟が必要。 　丘陵を行く標準コースは、笹が生い茂り、植物的には見るべきものは少ないが、特に秋などは林間のすがすがしさをたっぷり味わえる。
	こちらが温根内の案内図である。 　湿原展望台遊歩道とは異なり、木道は平坦で歩きやすく、広く老若男女におすすめできる。 　しかもこちらは低層湿原から高層湿原まで、変化に富んだ景観を楽しめる上、四季の花々が豊富なことは驚くほどである。 　時間はないけれども湿原を歩きたいというなら、迷わず温根内へ直行すべきだ。 　詳細については、ぼくの写真レポート温根内木道完全ガイドをご参照いただきたいと思う。

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